開校以来当塾のアドバイザーとして、技術指導や衛生管理などに協力していただいてる元大学教授のおじいさんから、「塾の生徒さんに」と解剖用にウズラを譲っていただきました。
ちょうど中学3年生の学力テストB(総合B)も終わり、少し余裕があったため、塾の閉まっている時間を利用して、ウズラの解剖実習を行うことにしました。
急な話でしたが、小学6年生から高校1年生までの塾生11名と、アルバイトの講師(獣医学科の学生)がこの解剖実習に参加してくれました。
学年混合で3人~4人の3班に分かれて、ウズラ♂2羽、♀1羽をそれぞれ解剖しました。
なお、今回は小学5年生以下の方の参加をご遠慮していただきました。

何の抵抗もなく、素手でウズラをつかむことが出来ました。

参加者全員がすすんで仕事を見つけ、黙々と作業をしていました。

初めてのことなので、どうすれば良いか戸惑うこともしばしばありました。それでも先生に聞きながら、自分たちだけで作業を進めました。

初めてのことだらけで、どんな単純作業でも目を輝かせて行いました。

ハサミの先端まで神経を集中させ、大胆かつ丁寧に切り進めていきます。

胸を開いて中身に到達すると思わず歓声が。これは何?こっちのは?どんどん疑問がわいてきます。

まだ殻ができていない卵に興味津々。割って中身を確認しました。
今日は、生徒たちの「やってみたい」をたくさん聞くことができました。
「砂肝の砂を出してみたい」
「頭を切って脳を出してみたい」
「精巣を切ってみたい」
「産む前の卵を割ってみたい」
こういう生徒たちの好奇心を大切にしたいです。
それにしても、解剖実習がこんなに盛り上がるとは思いませんでした。
今回は写真だけでしたが、次回のイベントでは動画も取ろうと思います。
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